2017年7月3日月曜日

セドナ☆トレイル#66 セブン・セイクリッド・プールズ & デビルズ キッチン

※2022年9月 無料シャトルバスを使っていく方法を追記しました※

こんにちは!

本日は皆様からしばしばご質問をいただく、

『セブン・セイクリッド・プールズ』(Seven Sacred Pools)

への歩き方をご紹介いたしますね!

セブン・セイクリッド・プールズとは、


大地に削られてできたくぼみが7つ連なる場所、7つのチャクラを現す、とも言われています。

この場所はかつて、ネイティブアメリカンのアパッチ族の中で語り継がれてきた聖なる場所。

砂漠の中での聖地、それは水をたたえる場所、砂漠のオアシスなんですね。

さすがに雨季の前、気温が40度以上まで上がるカラッカラの時期は、くぼみからお水がなくなっていることもありますが、1年を通してほとんどの時期はお水があるんですよ、この場所。


📌行き方 その1



ウエストセドナ地域、アップタウンから来るとホールフーズの手前、
Soldier Pass Roadを右へ入り、Shadow Rock Driveを右に入ったところ左手に
駐車場の入り口があります。





こちらの駐車場は停められる台数が少ないです。15台ぐらいかな。そして、駐車場に入れる時間が決まっています。(8AM-6PM)

*駐車場にトイレはありません。駐車場代は無料です。




📌行き方 その2

2022年3月からスタートしたセドナ市の無料のシャトルバスが利用できます!

シャトルバスの乗り方はコチラからどうぞ!

※2022年9月現在、シャトルバスは木~日のみ運行です。このシャトルバスが運行されている日は、上記の駐車場は閉鎖されていますので一般の車の乗り入れはできません。



トレイルの入り口には、


いつもの地図が。

この場所は、ソルジャーズパス(Soldier Pass)、というトレイルの途中にあり、途中どこにも「Seven Sacred Pools」という標識はないのです。

だからちょっと行きにくい!まさに知る人ぞ知る、場所なんですよ。

トレイルの表示



歩きはじめは



ドライクリーク(雨が多く降った時だけ川になる場所)を超えて、後はしばらく緩やかな登りです。




登りきったところはちょっと開けていて、ここには名所の一つにもなっている、

『デビルズ キッチン』(悪魔の台所)

があります。

ここは何かというと、


『シンクホール』

石灰岩の地層が長い年月をかけて酸性雨で溶かされ、中に洞窟が出来上がり、それが大きくなることで天井部分が上からの重みに耐えられず崩れ落ちてできた穴。

一番最近の崩落は1989年。写真奥の方の大きな塊が落ちました!

その当時、長い時間ものすごい砂埃が立ち上がっていて、それを遠くから見た人たちが、

「あの下では悪魔たちがぐつぐつと何かを煮込んでいるに違いない!」

と話していたことから、『デビルズ キッチン』と名付けられたそうですよ。

ここのシンクホールの大きさは、淵の部分で45m x 28m、下までは12 - 18mあります。


ガイドブック等には「不要なものを手放す助けをしてくれる」とも書かれているこの場所。
その効果があるのかどうかは人によって違うと思いますが、これだけ大胆に陥没している穴を見るだけでも、なんだかスカッとする気がしますね。


ここまでは駐車場から10-15分ぐらい。

さて、ここからがちょっと気を付けて歩きたいポイント

デビルズキッチンを右手に見ながら道なりに進むと



このような標識があります。

ここではSoldier Passと書かれている、進行方向右へ進み、

その先にもまたすぐに標識があるのですが、(写真の奥の方に写っている標識)そこは左へ進んでください。

そのあとは道なりに、道なりに、ところどころ林の中を抜けるように、進んでいきます。

しばらく進んでいくと、


こんな感じの左側が開けた場所に出ます。

ここからだとまだくぼみ自体は見えないのですが、左側に注意しながらまっすぐ歩いていくと、



ありました!くぼみが!そしてお水が溜まっている!


ガイドブックの写真を見ていると大きな池に見えますが、実はここ、とっても小さいんです。くぼんでいるのでその場所までいかないと見えない、見逃しちゃうんですよね。だから語り継がれてきた場所なのかな。

デビルズキッチンからここまでは10-15分ぐらいです。

上からのぞき込まないと一番下まで見にくいのですが、7つ、ちゃんとあります。これが7つのチャクラにも例えられているんですね。

ここもまた、チャクラとのつながりを感じる、感じないはその人次第ですが、自分自身で気になるチャクラの場所があれば、そこでちょっと座って静かな時を過ごしてみるといいかもしれませんね。

*一番下の大きなくぼみが第一チャクラと言われています。

私のおすすめは、ぐるりとまわって反対側から眺めてみること!




全部のくぼみを一度に見ることはできませんが、階段状になっているくぼみの様子がよく見えますよ。

そしてその後ろにそびえているレッドロック(ブリンズメサ:上の写真の右の大きな岩山)の姿も素晴らしい!

ブリンズメサの左端の岩はアパッチ族の人たちには守護神と例えられ、この神聖な場所を上から見守っている、と伝えられています。


そんなお話も残る場所だからか、そして両側を大きなレッドロックで囲まれている場所だからか、なんだかとっても心地がいいんですよ。




お天気がいい時期はいつまででものんびりできちゃいます。

たまーにジープツアーがやってきて賑やかになりますがそれ以外は静かな時が流れています。

帰りは同じ道を戻ります。これまで戻っている途中で、何度も

「セブン・セイクリッド・プールズはまだ先?こっちで合ってる?」

とすれ違う人に聞かれたことがあります。

確かに途中標識もないし、みんな不安になりますよね。分かります。

帰り道、デビルスキッチンが見えたら、右手にこの標識。



Soldier Pass Parking方面へ向かいましょう。


タクシーなどで行かれる方は、歩くだけの時間だと片道約30分ですが、シンクホールをのぞいたり、セブン・セイクリッド・プールズでのんびりしたり、という時間もプラスして帰りのタクシーを呼んでおくといいと思いますよ。


こちらは森林保護局(Forest Service)の規定で、お客様をお連れして上記でご紹介した道をハイキングをすることはできない場所です。規定について、詳しくはこちらをご覧ください。

唯一、お客様をお連れしてここまで来ることができるジープ会社さんのツアーがあります。ハイキングではなく、ジープで凸凹のオフロードを楽しみながら、セブン・セイクリッド・プールズとデビルスキッチンを見学することができますよ。

ジープ会社👉https://www.redrockjeep.com/


それでは皆さん、Have a nice walk!!


本日のご褒美:ホールフーズのオーガニック サラダバー(お店情報はこちらから)



ホールフーズのオーガニックサラダバーで体へのご褒美!
サラダだけではなく、素材にこだわった様々な種類のお料理が量り売りで買えますよ!
イートインコーナーもあって便利です!



=トレイルデータ=

Trail # 66 Soldier Pass Trailの一部、セブン・セイクリッド・プールズまで
距離:片道約 1.6KM
所要時間:往復約1時間
起伏:★☆☆
レベル:★☆☆
お勧めの時期:春、夏、秋、冬
*夏場(特に雨季の前)はお水が涸れてしまってないこともあります。


2017年5月10日水曜日

セドナから日帰り☆【2022年度版】アンテロープキャニオン Part 1 : アッパーとロウアーの違い

こんにちは!

ここ数年、セドナ滞在中に行かない人はいない?というほどセドナからの日帰りの観光地として人気の『アンテロープキャニオン』。

大自然の彫刻とも言えるこの景色は訪れる誰もが魅了される場所でしょう。

お客様からのお問い合わせも多いこのアンテロープキャニオンについて今回こちらで詳しくご紹介いたしますね!

Part1:アッパーとロウアーの違い
Part2:アッパー ※2022年更新情報アリ
Part3:ロウアー

*2017年5月現在の情報です。
毎年何かしら変わるので、随時アップデートしていきます!

*2018年1月ロウアーキャニオン内での撮影に関するルールをアップデートしました。
カメラについての事項をご参照ください。

*2022年8月アッパーキャニオンのツアー内容変更についてアップデートしました。
パンデミック後の変更事項ご参照ください。


『アンテロープキャニオン』とは?



ロッキー山脈が隆起した際にできたコロラド大地の一部で、やわらかい砂岩(ナバホ砂岩)が鉄砲水や風によって削られてできたスロットキャニオンと呼ばれる地形を持つ渓谷。

今でもモンスーンシーズンなど、大量の雨が渓谷に流れ込み、その度に渓谷内の砂岩が削られて渓谷内部はその姿を変えています。




渓谷内では常に砂岩が削られている様子を見ることができますよ。

草木が上の方の岩に引っかかって残っている様子などを見ると、渓谷内を通過する水の量と威力を感じます。渓谷内であまりの感動に口を開けて上を眺めていると、削られて落ちてくる砂が口の中へ!ご注意を!


現在は観光客が途絶えることの無い観光地ですが、以前はこの土地で暮らすネイティブアメリカンのナバホ族がアンテロープや羊などの家畜を放牧して暮らしていた場所。

ちなみにアンテロープとは



こういう動物です。
詳しくは以前のブログからどうぞ。


1931年、ナバホ族の羊飼いの少女が巨大な大地の割れ目を見つけます。

これが現在アンテロープキャニオンのロウアーとして見学している場所です。



最初にこの裂け目に入った方は勇気ありますよねー。
まさかこの中にあんな光景が広がっているとは!詳しくはPart 3のロウアー編にて。


1990年代から観光地として開発、世間に知られるようになりました。そして近年のSNSの普及により観光地としての人気はうなぎ上り。


ナバホ族の言葉でアンテロープキャニオンは、

アッパー『Tse bighanilini』=水が岩を流れる場所
ロウアー『Hazdistazi』=らせん状の岩のアーチ

と言われています。



どこにあるの?

アリゾナ州北部、ページ(Page)の街のナバホ族の居留地内にあります。



セドナからは約250KM、車で片道約3時間、ラスベガスからだと約450KM、片道約5時間です。

この場所はナバホ族によって管理されているため、個人的に渓谷内を訪れることは出来ず、必ずナバホ族が運営するツアーに参加して見学をします。

残念ながらちょっと立ち寄って、ちょっとのぞいて、という事が出来ない観光地。ツアーに参加してその場所に足を踏み入れないとチラ見もできない渓谷なのです。

国道98号線を挟んでアッパー、ロウアーに分かれます。




ロウアーの駐車場より。奥の火力発電所の3本の煙突が目印。
※火力発電所は2019年に閉鎖。煙突は2020年になくなりました。

アッパーとロウアーの違いは?

アンテロープキャニオンのツアーを検索すると目にする「アッパー」、「ロウアー」という言葉。これは同じアンテロープキャニオンでも見学する場所の違いで名前が変わります。

👉渓谷の長さがアッパーは約200Mに対して、ロウアーは約400Mあり、
見学の際はアッパーは渓谷内の同じ場所を往復しますが、ロウアーは一方通行で通り抜けます。
※パンデミックの影響で再開後2022年現在アッパーは片道通り抜けるのみで、帰りは渓谷の外の道を歩くように変更されています。詳細はPart2アッパーキャニオンについてをご確認ください。

👉アッパーは渓谷の入り口まではジープ(というかトラックの荷台を改造したような車)で
10分程砂地を走って辿り着くのに対して、ロウアーはツアー開始場所から徒歩5分程で渓谷の入り口に向かいます。

👉アッパーは渓谷の高さが30-40Mあり、終始平坦な道を上を見上げながら歩くのに対し、ロウアーは地面に開いた裂け目の地下に潜り込むような感じで渓谷の中へと入り、渓谷内では数か所急な階段を上り下りしながら進みます。

👉両方とも鉄砲水によって削られてできた、というのは同じですがロウアーの方がより複雑に削られていて、狭い通路が多くなる分複雑な地形や光の変化を楽しめます。

一方、ポスターや雑誌などでよく登場する、上からスポットライトの様に射し込んでくる光の筋。これは上に高いアッパーの渓谷で見られる光景です。

ただし、この光の筋は太陽が一番高い位置にある正午前後、春から夏の時期に限られます。



*現在ほとんどのツアーは、この正午の時間帯のツアー料金を高めに設定。この時間からどんどん売れていきます。時期によっては数か月先までいっぱいです!

*こういった写真、実はナバホ族のガイドさんが下から砂を投げ上げて写真の光の筋がよりはっきりと映るようにしていることもあります。


👉それぞれのツアー時間は、アッパーが約1時間半(ツアースタートの場所によって異なります。)ロウアーは約1時間15分。混雑時はそれぞれもう少し長くなります。



おススメの時期は?

👉数年前まではアンテロープキャニオンと言えばアッパーで、ロウアーは知る人ぞ知る、
という感じの場所でしたが、SNSの普及の影響もあり、ここ数年でロウアーの人気が急上昇。現在はアッパー、ロウアー共に春から秋にかけての観光シーズン中は大混雑。渓谷内も大渋滞です。

*日本人に限らず、世界各国、特に今中国や韓国からの大型バスでの観光が急増中です。

光の強さで言えば特にアッパーは春から夏にかけてがおススメではありますが、渓谷内の混雑を考えると光はちょっと弱いですが冬場は渓谷内が貸切状態になることもあり、じっくり見学して写真を撮りたい、という方にはお勧めの時期です!

*冬場は日が短いので1日のツアーの本数も少なくなります。


👉例年7月から9月にかけてはこの地域はモンスーンシーズンで、局地的に短時間で大量の雨が降ることも多くなります。アンテロープキャニオン周辺で雨が降っていなくても離れた場所で降った大量の雨が鉄砲水となってキャニオンへ押し寄せることもあるのでそういった危険性がある際にはキャニオンは閉鎖となります。

過去にロウアーではこの鉄砲水による死亡事故があり、それ以来必ずガイドと共に入場するようになりました。
*この事故の日、アンテロープキャニオン周辺では雨は降っていなかったそうですが、周辺で降った雨がアンテロープキャニオンへと流れ込みました。

ツアーの場合には、現地と事前に状況を確認しておりますが、個人で行く方は特にこのモンスーンシーズンは天候を確認の上お出かけくださいね。


カメラについて

*****2018年よりロウアーキャニオンで大幅なルール変更がありました*****

年々混雑を増しているロウアーキャニオンでは、2018年1月より下記のルールが追加されましたのでご注意ください。


  • 「自撮り棒、3脚、1脚」の使用禁止
  • キャニオン内での動画撮影禁止(スマートフォンでの撮影も禁止です)
  • ナバホのガイドさんがキャニオン内でお客様を撮影することの中止


下記に記載した「ナバホのガイドさんに写真を撮ってもらう」件も残念ながら出来なくなりました。
⇒こちら、「ガイドは写真を撮りません」と案内がきていましたが、今のところは撮ってくれています。

確かにここ1,2年で観光客が急増し、待ち時間も非常に長くなっているのでツアーの流れを良くする為には仕方のない事かもしれません。

***************************************


たいていのツアーでは、ツアーの最初にナバホ族のガイドさんが上手く写真が撮れるよう、
それぞれのカメラの設定をしてくれますよ。彼らのカメラの知識はなかなかです!

渓谷内は常に上から砂が降ってきているのでカメラにも降りかかります。
これは避けようのない事なのですが、ツアー終了時にはカメラをしっかり掃除して砂を払うようにした方が良いですよ。

スマートフォンの設定もガイドさん達は大の得意。彼らのスマホのテクニックに毎回関心させられます。



パノラマ機能でスマホを下から上に動かしながら撮った写真。
なるほどー、こういう風にも使えるのか―と毎回何かを学んでます。


👍ポイントは、ガイドさんの後ろにぴったりとくっついて歩き、
「誰かカメラ貸して」とか「誰かあそこに立って」と言われた時に
さっとカメラを差し出すといいポイントで沢山写真が撮ってもらえますよ。
人が多い時期はなかなか難しいですが。。。


おススメの服装

アンテロープキャニオンがある場所自体は標高が約1,300Mに位置する砂漠地帯で、冬場は日中10度以下、夏場は40度近くまで上がる日もあります。

混雑する夏場は、ツアーが始まるまで外で長時間待つこともあります。日陰の場所がほとんど無いので、日除け対策、水分補給は必須です。

渓谷内に入ると、基本的にはほとんど光が入らない場所なので、夏は外よりは涼しく、冬は寒く感じますよ。


アッパー、ロウアーとも足元は砂地なので、歩きやすい服装、靴で行きましょう。

特にロウアーは急な階段の上り下りもありますので、サンダルなどは危険です。




それではPart 2:アッパーPart 3: ロウアーとそれぞれの様子をご紹介していきますね!



セドナから日帰り☆【2022年度版】アンテロープキャニオン Part3:ロウアー


Part 3ではロウアーをご紹介していきます!

下記の記事もあわせてどうぞ。

Part 1: アンテロープキャニオン アッパーロウアーの違い
Part 2:アンテロープキャニオン アッパー ※2022年更新情報あり


ロウアーは国道98号線脇にある受付ブースからツアーがスタート。
現在2社のブースがありますが、ツアー内容は変わりません。




*2016年より繁忙期はこのブースがある駐車場に入る手前に別のブースがあり、
そこでナバホ領地への入場料(一人$8、アッパー、ロウアー共通)を
払うようになっています。先にアッパーを訪れた人はそのレシートを見せればOKです。

※2022年度現在、ナバホ領土への入場料はツアー代金に含まれています。

ここ1年ぐらいで施設が完備され、待っている間も下の写真の建物内で
快適に過ごせるようになりましたよ。




ツアーガイドさんに連れられ、キャニオンの入り口まで徒歩で5分弱。



まずはこの急な階段を下ります。



「ここを降りるときはカメラをしまってね」、とガイドさんから言われます。

両手を使って鉄の梯子を後ろ向きになって降りて行きます。



中から見るとこんな感じです。
なかなかの斜度です。慎重に一歩ずつ下ります。


地面に足がつき、周りを見渡すともうそこは異次元の世界が広がっていますよ。

アッパーよりも狭く、複雑に削られているロウアーキャニオン内は
その先のカーブを曲がったらどんな景色があるんだろう??
と冒険気分を掻き立てられます。

アッパー同様色々な形に見える周りの岩たちをガイドさんが説明してくれます。


鷹?ワシ?の顔が中央に。

ロウアーは一方通行で通り抜けなので、混雑している時は渓谷内で渋滞。
みんなせっかく来たのだからしっかり写真も撮りたいですもんね。




光の加減で周りの岩の色も表情を変えます。

アッパーの写真でおなじみのスポットライトが当たっているような光景ですが、
ロウアーでも条件が揃えば見ることが出来るんですよ。

こんな風に。



ちょっと薄いですが、これもアッパーみたいに下から砂を投げ上げたら
もうちょっと濃くでるんでしょうね。でもこれが自然の光です。


こちらのガイドさん達のカメラ使いも素晴らしいですので、
設定がうまく出来ない場合はガイドさんにお任せしてみましょう。

最後はまた梯子を上り、地上へ。






振り返ると



うわ~、こんな裂け目から出てきたんだ―と驚きと感動が!


これもやっぱり生で見ないと~!


セドナからアンテロープキャニオンへのツアーはこちら👇

アンテロープキャニオン&ホースシューベンド 日帰りツアー(日本語ガイド)

セドナから日帰り☆【2022年度版】アンテロープキャニオン Part2:アッパー

※※※ 2022年度版に更新情報あり ※※※


下記の記事もあわせてどうぞ!

アンテロープキャニオン Part1:アッパーとロウアーの違い
アンテロープキャニオン Part3:ロウアー


こちらではアンテロープキャニオン Part2:アッパーについてご紹介しますね!
概要はPart 1をご覧ください!

アッパーはページの街から出発するツアーと、
98号線沿いの駐車場から出発するツアーとに分かれています。

いずれにしてもアッパーへは


こんな感じの車高の高いジープかSUVタイプの車輛に乗り込みいざ出発!


*国道98号線沿いの駐車場に入る所で、ナバホ領地への入園料を支払うブースがあります。
(1人$8 アッパー、ロウアー共通)先にロウアーへ行った人はレシートを見せればOKです。


さらさらの砂地を10分程走ります。



たまーに砂の深いところにはまって車がスタックすることも。。。

アッパーの入り口はこんな感じ。



何だかアドベンチャー映画にでも出てきそうな場所ですよね。

中に足を一歩踏み入れたとたん



異次元の世界へ!

渓谷の上から射し込む光の角度や光の強さ、量によって
中の渓谷の色の見え方も常に変化していくんですよ!

ナバホのガイドさんたちは

「あそこ見て!〇〇に見えるでしょ。」

とポインターなどを使いながら説明してくれます。


ハート💗 

言われて、「あ~、確かに~」という光景が多いのですが、
渓谷内はイマジネーションを豊かにしていると周りの岩たちの色んな表情が見えてきます。

その岩の造形も常に浸食されて変化しているこの渓谷内では
いつまでも見ることが出来るものではないんですよ。それもまた魅力の一つ。


Part1でも触れたとおり、こちらアッパーでは上から射し込む光が創り出す
この光景を見に訪れる方で大人気。



この時間帯には一般向けのツアーとは別にカメラマン向けのツアーも行われていて
しっかりとした機材を持っている人のみ参加できる様になっています。


この写真に映っていないところでは、横から砂を投げ上げるガイドさんと
一瞬を逃さぬよう必死にカメラを構える大勢の観光客がいるんですよ。




光が差し込むところでは砂を投げなくても自然にこんな光景が。


アッパーは一度外へ出てまた渓谷内同じ道を戻ってきます。

※※※ ここから2022年度の最新情報です ※※※

以前は渓谷を一度抜けて外に出たら、また同じ渓谷を歩いて戻っていましたが、コロナの影響で狭い渓谷内でのすれ違いを避けるため、屋外に造られた道(約30分)を歩き、乗ってきたジープの場所まで戻るようにコースが変更されています。

渓谷の中は一回しか歩いて通りませんので、しっかりと目に焼き付けて&写真を撮りながら歩いてくださいね!

外を歩くコースの様子は下記の動画でご確認ください。






あっ、日陰で休むトカゲ発見!


戻る道は同じ道でも反対側から見る光景はまた違ったものに。

渓谷の狭い部分のすれ違いはなかなか大変ですが、
止まっている間は周りの岩をじっくり観察するいいチャンス!




どこを切り取っても絵になる渓谷です。

渓谷内にいる間はこうして見上げてばかりいるので



ツアーが終わると首がイタイ。。。笑)



大自然の力と光が創り出す不思議な世界を堪能。
写真では伝えきれない迫力があります!

これはやっぱり生で見ないと~!


セドナからアンテロープキャニオンへのツアーはこちら👇

アンテロープキャニオン&ホースシューベンド 日帰りツアー(日本語ガイド)

2017年2月15日水曜日

セドナ☆トレイル#63 アップタウンから気軽に歩ける絶景トレイル!Margs Draw

こんにちは!

本日はタイトルの通り、セドナの街の中心アップタウンから
歩いて行けるお手軽&絶景トレイルをご紹介いたします!

このトレイルはセドナの絶景が楽しめるのはもちろんのこと、

★スヌーピーの足はちゃんと2本に分かれている!
★ルーシーは近くで見ると鼻が高い!
★スヌーピーの近くにはペンギンロックがある!

と発見盛り沢山なトレイルなのです♪


アップタウンから見えるこの景色の麓の辺りを歩きます!

トレイルの入り口は、ヒルサイド地域(ビローザY)にある
アラベラホテルのすぐ裏。



アラベラホテルと隣のサークルKの間、Sombart Laneという道を入ると
その先にトレイルの入口、駐車場がありますよ。



入口はこんなちょっと地味な感じですが、5分も登っていくと、



もう360度、パノラマの絶景が広がります!
ここでサンセットを眺めるのもお勧めです!
夕陽が照らしていく側のレッドロックがよく見えるので、
時間と共に刻々と色を変える山の姿にうっとり☆となるはず!



ここまで上がったら、このTRAILの表示に従いまずは右へ

歩いているとグングン岩が迫ってくる~!



しばらく歩くとT字路へ。
ここは右に行く道もありますが、スヌーピーロックへは左へ。

そして進んでいくと徐々に右手に見えてきますよ~。

スヌーピー!!



この近さで見ると足がしっかり2本に分かれているのと
ウッドストックがちょこんと口の上に乗っているのがはっきり見える!

そしてふと右横を見ると



ペンギン!に見えませんか???

ペンギンです!これは!

そしてさらに進むとちょっと高いところに座っている
ルーシーがよーく見えてきます。近くで見ると



ルーシーは結構お鼻が高いんですよ。

なーんて色々な発見をしていると、あっという間にゴール!




ゴールは道路(Schnebly Hill)とぶつかります。
ここまで約45分。最初の5分を上がってしまったら
後はずーっと絶景に囲まれながら歩くんですよー。

道を渡った向こうにあったこのトレイルの標識。



帰りは来た道を戻るのも良し、このSchnebly Hill Roadを
下るのも良し。(道が狭いので車には気を付けてくださいね!)
全然歩き足りない!という方は、この先他のトレイルにもつながっていますよ。

道路を下っていくと途中道沿いの左側には



赤茶色の可愛らしいコテージ。ここはこの街の名前「セドナ」の名前の
由来となった、初期の入植者の一人、Sedona Arabella Miller Schnebly さんが
住んでいた家で、現在も保存されているんですよ!

*アラベラ(Arabella)ホテルの名前は、このSedonaさんのミドルネームから来ています!

この坂を下りきるとロータリー(ラウンドアバウト)に出るので
右に行ったらテラカパキ、アップタウン方面、
左に行ったらアラベラホテル方面へと戻れますよ。


車が無いからなかなかハイキングには行けない。。。
という方、是非是非こちらのトレイルを歩いてみてください!
セドナの絶景が一望できる&そんなにしんどくない適度なトレイルですよ!

それでは皆さん、Have a nice walk!!


本日のご褒美:サークルK(コンビニ)にて。



2月なのにひと歩きしたら暑くて。。。
アップタウン周辺では唯一24時間営業のコンビニ。
歩く前にここで飲み物やスナックを調達するのもいいですね!


=トレイルデータ=

Trail # 63 Margs Draw Trail
距離:片道約 1.6KM
所要時間:往復1時間半
起伏:★☆☆
レベル:★☆☆
お勧めの時期:春、夏、秋、冬
*夏でも適度に木陰があるので歩きやすいです。