2018年1月10日水曜日

セドナ☆トレイル#78 カウパイトレイル 大地を感じるセドナの秘境

こんにちは!

だいぶご無沙汰してしまいました!
2018年も歩いて、食べて、また歩く!元気にセドナ生活を満喫します!

本日ご紹介するトレイルは、カウパイ(Cow Pies)トレイル。
これは直訳すると、<牛の糞>、地形の見た目からそう名付けられた場所です。

実際目にすると、「うん、確かに牛のアレだね」と納得。
しかしサイズがとてつもなく大きい!

見てみたくないですか?巨大な <カウパイ>

このトレイルでは、あまりかっこいいとは言えない名前からは想像がつかないぐらいの
壮大な景色を眺めることができるんですよ。

また、ここはセドナでの知る人ぞ知る秘境、そして精霊が宿る神聖な場所とも言われています。


「秘境」と呼ばれる場所は、やっぱりそう簡単には辿り着けません。

まず、このカウパイトレイルの入り口へ行くには

1)4駆、そしてかなり車高が高い車で凸凹の未舗装の道、シュネブリーヒルロードを走ること約20分でトレイルの入り口に到着。

2)シュネブリーヒルロードの舗装された道が終わる場所に設けられている駐車場に車を停めて、そこからまずはマンズワゴン(Munds Wagon)というハイキングコースへ。
歩くこと約2時間でカウパイトレイルとの分岐点に到着。


という2つの方法があります。

車高が高い車が無い私は、選択の余地なく2)の方法でカウパイまで行ってきました。

1)の方法で行きたい方に朗報です!

ATFではジープライドも楽しめるカウパイハイキングのツアーを開始しました~!

詳しくはこちらをご覧ください!


駐車場はシュネブリーヒルロードを上がっていった左側に。



車を停めると



サンダーマウンテンの姿が。駐車場まで来るだけでもWOW!な景色が広がりますよ。

トレイルの入り口は



いつものこのサインで。

このマンズワゴントレイルは、セドナの初期の移住者たちが馬車道として使っていた
旧道です。このマンズ(Munds)は塚、とか土が盛り上がった台地の事ですが、
確かにこのトレイルはこのマンズをいくつも超えていく感じでした。

マンズワゴントレイルの事を書き出すとカウパイまで辿り着くまでながーく
なってしまうので、このトレイルはまた次回に。

2時間ほど歩いたところでこの標識が!




1)の方法で来ると車を停めたらこの看板が道の左手にありますよ。


トレイルに入るとまず広がっている光景が




うわー、なんだか不思議な光景です。
レッドロックにゴロゴロと無数の黒い火成岩が散りばめられています。

セドナは過去に海の底だったり砂漠になったり、を何度も繰り返してできた大地。
これらの火成岩は海底だった時代にマグマが噴き出し冷やされて固まった岩
(枕状溶岩)と言われています。

セドナ内には何か所かこういった地形を見ることができる場所があるんですよ。

この光景だけでも大地の歴史とエネルギーを感じますね!



こちらのトレイルはとても歩きやすく整備されています。
目の前にはミトンリッジ(Mitten Ridge)の赤い壁がそびえ立ちます。

ふと山側に目を向けると



岩と岩がキスしているように見えませんか?自然の造形美!
こちらはKissing Rockです。(私が名付けたわけじゃないですよ!)

マンズワゴントレイルを歩きながらも感じていたのですが、
この場所の植物は非常にイキイキとしているんですよ。

こちらを歩いたのは5月。ちょうどサボテンやアガベのお花が咲きだした時期でした。





ほとんど平坦な道を歩いていくと
目の前に開けるのはこのつるん、とした感じの岩肌の台地。



寝っ転がって全身で大地と太陽のエネルギーを感じたくなるような場所が広がります。

写真ではなかなか伝えきれないのですが、思わず、うわー!という
声が出てしまうような、そんな壮大な景色が目の前に広がりますよ。

ここではかつて西部劇の映画撮影も盛んに行われていたそうです。

こんなにいい場所なのにほとんど人に会わない!
セドナで人気のボルテックスサイトは人が多すぎて静かに大地を感じる、とか
なかなかしていられないのが現状です。写真を撮りたい、とかその場所に行くだけ
が目的だったらいいと思いますが、じっくりと大自然に触れたい、
セドナのエネルギーを感じたい、という方にはこういう場所はお勧めですよ。

私には精霊は見えませんでしたが、とにかく心地よく感じる場所でした。
いいエネルギーが流れているんでしょうね。


ところで、この場所、牛のアレには見えないけど?

そうなんです、ここはもう牛のアレの上なんですね。
ということでちょっと先まで行って横から眺めてみると



こんな感じで巨大なカウパイが広がっていたのでした。


この先はハングオーバー(Hangover)というトレイルに続きます。
こちらはこのカウパイとは打って変わってなかなかスリリングなハイキングコース。
アドベンチャー好きな方にはお勧めのトレイルです。
こちらも後日(なるべく早めに、笑)ご紹介しますね!

この日はハングオーバーを経由し、駐車場まで戻ったのが6時間後。
ちょっとハイキングへ、にしてはなかなかハードな1日となりましたが
大自然のエネルギーを全身に感じられた1日でした。

それでは皆さん、Have a nice walk!!


本日のご褒美:こういうしっかり歩いた日はガッツリとしたものをね!




『DELLEPIANE』のハンバーガー!お店の情報はコチラでチェック!


=トレイルデータ=

Trail # 78 カウパイトレイル(#78マンズワゴントレイルから分岐するトレイル)
距離:片道約 1KM(カウパイトレイルのみ)
所要時間:往復約1時間
起伏:★☆☆
レベル:★☆☆
お勧めの時期:春、夏、秋、冬
*冬はシュネブリーヒルロードが雪で閉鎖になることがあります。


2017年7月3日月曜日

セドナ☆トレイル#66 セブン・セイクリッド・プールズ & デビルズ キッチン

こんにちは!

本日は皆様からしばしばご質問をいただく、

『セブン・セイクリッド・プールズ』(Seven Sacred Pools)

への歩き方をご紹介いたしますね!

セブン・セイクリッド・プールズとは、


大地に削られてできたくぼみが7つ連なる場所、
7つのチャクラを現す、とも言われています。

この場所はかつて、ネイティブアメリカンのアパッチ族の中で
語り継がれてきた聖なる場所。

砂漠の中での聖地、それは水をたたえる場所、砂漠のオアシスなんですね。

さすがに雨季の前、気温が40度以上まで上がるカラッカラの時期は
くぼみからお水がなくなっていることもありますが、1年を通してほとんどの時期は
お水があるんですよ、この場所。

行き方は、



ウエストセドナ地域、アップタウンから来るとホールフーズの手前、
Soldier Pass Roadを右へ入り、Shadow Rock Driveを右に入ったところ左手に
駐車場の入り口があります。





こちらの駐車場は停められる台数が少ないです。15台ぐらいかな。
そして、駐車場に入れる時間が決まっています。(8AM-6PM)
*駐車場にトイレはありません。駐車場代は無料です。




トレイルの入り口には、


いつもの地図が。

この場所は、ソルジャーズパス(Soldier Pass)、というトレイルの途中にあり、
途中どこにも「Seven Sacred Pools」という標識はないのです。
だからちょっと行きにくい!まさに知る人ぞ知る、場所なんですよ。

トレイルの表示



歩きはじめは



ドライクリーク(雨が多く降った時だけ川になる場所)を超えて、
後はしばらく緩やかな登りです。




登りきったところはちょっと開けていて、ここには名所の一つにもなっている、

『デビルズ キッチン』(悪魔の台所)

があります。

ここは何かというと、


『シンクホール』

石灰岩の地層が長い年月をかけて酸性雨で溶かされ、中に洞窟が出来上がり、
それが大きくなることで天井部分が上からの重みに耐えられず崩れ落ちてできた穴。

一番最近の崩落は1989年。写真奥の方の大きな塊が落ちました。
その当時、長い時間ものすごい砂埃が立ち上がっていて、
それを遠くから見た人たちが、

「あの下では悪魔たちがぐつぐつと何かを煮込んでいるに違いない!」

と話していたことから、『デビルズ キッチン』と名付けられたそうですよ。

ここのシンクホールの大きさは、淵の部分で45m x 28m、下までは12 - 18mあります。

ガイドブック等には「不要なものを手放す助けをしてくれる」とも書かれているこの場所。
その効果があるのかどうかは人によって違うと思いますが、
これだけ大胆に陥没している穴を見るだけでも、なんだかスカッとする気がしますね。

ここまでは駐車場から10-15分ぐらい。

さて、ここからがちょっと気を付けて歩きたいポイント。

デビルズキッチンを右手に見ながら道なりに進むと



このような標識があります。

ここではSoldier Passと書かれている、進行方向右へ進み、

その先にもまたすぐに標識があるのですが、(写真の奥の方に写っている標識)
そこは左へ進んでください。

そのあとは道なりに、道なりに、ところどころ林の中を抜けるように、
進んでいきます。

しばらく進んでいくと、


こんな感じの左側が開けた場所に出ます。

ここからだとまだくぼみ自体は見えないのですが、左側に注意しながら
歩いていくと、



ありました!くぼみが!そしてお水が溜まっている!

表示は無いので、見過ごしてしまう人も多いよう。
実は私も初めて行った時にここを見過ごしてずんずんと奥へと進んでしまいました。

ガイドブックの写真を見ていると大きな池に見えますが、
実はここ、とっても小さいんです。くぼんでいるのでその場所までいかないと見えない、
見逃しちゃうんですよね。だから語り継がれてきた場所なのかな。

デビルズキッチンからここまでは10-15分ぐらいです。

上からのぞき込まないと一番下まで見にくいのですが、
7つ、ちゃんとあります。これが7つのチャクラにも例えられているんですね。

ここもまた、チャクラとのつながりを感じる、感じないはその人次第ですが
自分自身で気になるチャクラの場所があれば、そこでちょっと座って
静かな時を過ごしてみるといいかもしれませんね。
*一番下の大きなくぼみが第一チャクラと言われています。

私のおすすめは、ぐるりとまわって反対側から眺めてみること!




全部のくぼみを一度に見ることはできませんが、階段状になっている
くぼみの様子がよく見えますよ。

そしてその後ろにそびえているレッドロック(ブリンズメサ:上の写真の右の大きな岩山)の姿も素晴らしい!

ブリンズメサの左端の岩はアパッチ族の人たちには守護神と例えられ、
この神聖な場所を上から見守っている、と伝えられています。

そんなお話も残る場所だからか、そして両側を大きなレッドロックで
囲まれている場所だからか、なんだかとっても心地がいいんですよ。



お天気がいい時期はいつまででものんびりできちゃいます。
たまーにジープツアーがやってきて賑やかになりますが
それ以外は静かな時が流れています。

帰りは同じ道を戻ります。これまで戻っている途中で、何度も

「セブン・セイクリッド・プールズはまだ先?こっちで合ってる?」

とすれ違う人に聞かれたことがあります。

確かに途中標識もないし、みんな不安になりますよね。分かります。

帰り道、デビルスキッチンが見えたら、右手にこの標識。



Soldier Pass Parking方面へ向かいましょう。


タクシーなどで行かれる方は、歩くだけの時間だと片道約30分ですが、
シンクホールをのぞいたり、セブン・セイクリッド・プールズでのんびりしたり、
という時間もプラスして帰りのタクシーを呼んでおくといいと思いますよ。


こちらは森林保護局(Forest Service)の規定で、お客様をお連れして
上記でご紹介した道をハイキングをすることはできない場所です。
規定について、詳しくはこちらをご覧ください。

唯一、お客様をお連れしてここまで来ることができるジープ会社さんのツアーがあります。
ハイキングではなく、ジープで凸凹のオフロードを楽しみながら、
セブン・セイクリッド・プールズとデビルスキッチンを見学することができますよ。
詳しくはまた後日サイトでご紹介しますね!

それでは皆さん、Have a nice walk!!


本日のご褒美:ホールフーズのオーガニック サラダバー(お店情報はこちらから)



ホールフーズのオーガニックサラダバーで体へのご褒美!
サラダだけではなく、素材にこだわった様々な種類のお料理が量り売りで買えますよ!
イートインコーナーもあって便利です!



=トレイルデータ=

Trail # 66 Soldier Pass Trailの一部、セブン・セイクリッド・プールズまで
距離:片道約 1.6KM
所要時間:往復約1時間
起伏:★☆☆
レベル:★☆☆
お勧めの時期:春、秋、冬
*夏場(特に雨季の前)はお水がないこともあります。



2017年5月10日水曜日

セドナから日帰り☆アンテロープキャニオン Part3:ロウアー


Part 3ではロウアーをご紹介していきます!

下記の記事もあわせてどうぞ。

Part 1: アンテロープキャニオン アッパーロウアーの違い
Part 2:アンテロープキャニオン アッパー


ロウアーは国道98号線脇にある受付ブースからツアーがスタート。
現在2社のブースがありますが、ツアー内容は変わりません。




*2016年より繁忙期はこのブースがある駐車場に入る手前に別のブースがあり、
そこでナバホ領地への入場料(一人$8、アッパー、ロウアー共通)を
払うようになっています。先にアッパーを訪れた人はそのレシートを見せればOKです。


ここ1年ぐらいで施設が完備され、待っている間も下の写真の建物内で
快適に過ごせるようになりましたよ。




ツアーガイドさんに連れられ、キャニオンの入り口まで徒歩で5分弱。



まずはこの急な階段を下ります。



「ここを降りるときはカメラをしまってね」、とガイドさんから言われます。

両手を使って鉄の梯子を後ろ向きになって降りて行きます。



中から見るとこんな感じです。
なかなかの斜度です。慎重に一歩ずつ下ります。


地面に足がつき、周りを見渡すともうそこは異次元の世界が広がっていますよ。

アッパーよりも狭く、複雑に削られているロウアーキャニオン内は
その先のカーブを曲がったらどんな景色があるんだろう??
と冒険気分を掻き立てられます。

アッパー同様色々な形に見える周りの岩たちをガイドさんが説明してくれます。


鷹?ワシ?の顔が中央に。

ロウアーは一方通行で通り抜けなので、混雑している時は渓谷内で渋滞。
みんなせっかく来たのだからしっかり写真も撮りたいですもんね。




光の加減で周りの岩の色も表情を変えます。

アッパーの写真でおなじみのスポットライトが当たっているような光景ですが、
ロウアーでも条件が揃えば見ることが出来るんですよ。

こんな風に。



ちょっと薄いですが、これもアッパーみたいに下から砂を投げ上げたら
もうちょっと濃くでるんでしょうね。でもこれが自然の光です。


こちらのガイドさん達のカメラ使いも素晴らしいですので、
設定がうまく出来ない場合はガイドさんにお任せしてみましょう。

最後はまた梯子を上り、地上へ。






振り返ると



うわ~、こんな裂け目から出てきたんだ―と驚きと感動が!


これもやっぱり生で見ないと~!


セドナからアンテロープキャニオンへのツアーはこちら👇

アンテロープキャニオン&ホースシューベンド 日帰りツアー(英語ガイド)

アンテロープキャニオン&ホースシューベンド 日帰りツアー(日本語ガイド)